安彦良和 クルドの星 (上)・(下) [┣本(マンガ)]
まだまだ自分の中で安彦ブームなところ、本屋で見つけたので早速読んでみることにしました。
2年前に発売された本でもともとは1985~1987年ごろ連載されていたもののようです。クルドと言えば、イラクのクルド人が知っているキーワードでしかなく、イラクの話?歴史もの?と頭の中をよぎりましたが、これはトルコのお話らしい。2000年以降に連載されていたらこんな話は書けないですよね。イラクの戦争が起こる前だから書けたのでしょう。
トルコからイラクの北部はクルド民族の居住地区のようです。1200万人から1500万人ぐらい住んでいるそうです。一つの国家ができますね。クルドだから重たい歴史ものなのかというわけではなく、いいもの悪のものが分かれており、手塚治虫系の漫画に似ているストーリーな気がしました。昔の冒険漫画のノリです。ま、そうでしょうね。20年前の漫画ですから。でもこのテイストが慣れている自分としては楽しめました。やはり、ストーリーもさることながら絵が好きなのかもしれない。
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