父親たちの星条旗 [●映画(ロードショー)]
製作年 : 2006年 アメリカ
配給 : ワーナー・ブラザース映画
公開日: 2006年10月28日
“硫黄島プロジェクト”第1弾!アメリカ側の視点で描く『父親たちの星条旗』。
予告編を見て一度は見ておかないといけないなという思いがあったのと、アカデミー賞を取りそうだという話だったので見てきました。今年121本目。
監督、プロデューサーがクリントイーストウッド、スティーブンスピルバーグコンビですし、リアリティは追求するんだろうなという予想ははじめから立ちます。後はいかにしてアメリカよりの映画にならないかどうかだけが私たち日本人が見ておかなければならないところだと思います。
そのため2部作構成になっているんだと思いますが・・・・
深夜遅く見ており、2時間を越える映画にもかかわらず眠ったり、途中で飽きることはありませんでした。飽きるというより寝られないような激しい戦い、あまりにリアルな自決シーンは寝ろといわれても寝られません。硫黄島をめぐる攻防って最近の映画やドラマでは取り上げられていないテーマなので見ていてと瀬も新鮮でした。
歴史で学んだことを映画を通してビジュアル化してみてみるとその悲惨さ、やっていたことの愚かしさがよくわかります。正しい選択をして戦争にいたったのではなく、どうしようもなく追い詰められていった太平洋戦争を米国の視点から見ることができる点ではよい映画ではないでしょうか。
それにしても戦争にはお金がかかるし、プロパガンダを操作するんですねぇ。今のアメリカにも通じるような。
★★★☆☆ 星3つです。
あらすじ:第二次世界大戦末期、後に硫黄島陥落のモニュメントとなった、“摺鉢山にアメリカ国旗を掲げる5人の海兵隊員と1人の海軍兵士の写真”のエピソードを基に、アメリカ側の視点で描く。その写真は、長引く戦争に疲弊したアメリカ国民の士気を上げるために利用され、6人の兵士はたちまち英雄扱いされた。兵士の中には、自分が祖国で名を成すとは知らずに撮影直後に死んでいった者、生還した者でも、祭り上げられることに関心を抱かず、自分を英雄などとは思わなかった。彼らはただ、名誉とは無縁に戦い、戦死した仲間たちとともに前線に留まりたかっただけだった…。
監督 : クリント・イーストウッド
出演 : ライアン・フィリップ 、 ジェシー・ブラッドフォード 、 アダム・ビーチ
出演 : ライアン・フィリップ 、 ジェシー・ブラッドフォード 、 アダム・ビーチ
コメント 0