カポーティ [┣映画(ミニシアター)]
製作年 : 2006年 アメリカ
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開日: 2006年9月30日
アカデミー賞 主演男優賞受賞!なぜカポーティは最高傑作「冷血」以降、約20年も筆を執れなかったのか?
第78回アカデミー賞主演男優賞受賞作品を見てきました。カポーティ。
今年、120本目。
今まで見たことのあるフィリップシーモアホフマンとはまったく違う役どころ。事前に調べていないのでカポーティがどんな人かはわかりませんが、その演技を見ればすぐにどんな性格だったのかわかります。カマっぽいしゃべりと、脚光を浴びつつも、実は友達が少ない寂しがりや。カポーティをリアルに知っている人が見たらかなり似ていると思うんですかね。やっぱり。
演技をみに行く映画かな。
激しい音楽や、効果音もなく、坦々と話が進むので途中で何度か落ちかかりました。特に前半部分かな。後半はどうにか持ちこたえましたが、かなり苦しかった。劇場が暑かったのもあるかも。いい感じの暖かさと、シーモアホフマンの柔らかい喋りがいい子守唄になりました。
結局、冷血以後完成させた作品がなかった理由はわからないが、冷血を書き上げる際に何かあったのは容易に想像がつく。ただ、この映画からだと最後のシーンなのか、それとも何年に渡る交流から刺激を受けたのかはいまいちわからない。本人しかわからないことではあるけれども。。。
★★★☆☆ 星3つです。
あらすじ:1959年11月15日。カンザス州ホルカムでクラッター家の家族4人が、惨殺死体で発見される。翌日、NYで事件のニュース記事を見た作家トルーマン・カポーティは、これを次の小説の題材にしようと決心。幼馴染みで彼の良き理解者の女流作家ネル・ハーパー・リーを伴い、すぐさま現地へ向かう。小さな田舎町は前例のない残酷な事件に動揺していたが、やがて2人の青年が容疑者として逮捕された。カポーティは事件の真相を暴くべく、拘留中の彼らに接近していく。
監督 : ベネット・ミラー
脚本・製作総指揮 : ダン・ファターマン
出演 : フィリップ・シーモア・ホフマン 、 キャサリン・キーナー 、 クリス・クーパー 、 クリフトン・コリンズJr. 、 ブルース・グリーンウッド
コメント 0