サイレントヒル [●映画(ロードショー)]
製作年 : 2006年 カナダ=フランス=アメリカ=日本
配給 : 松竹
公開日: 2006年7月8日
あの大ヒット人気ゲーム・シリーズが、ハリウッドで完全映画化。
世界中で大ヒットしたゲームの映画化ということで見てきました。ゲームはやったことがないのでホラーアクションとしてみたのですが。。。 89本目。
日曜日の夕方という時間にもかかわらず、ほぼ満席状態。しかもカップルが多い。カップルで見る映画じゃない気がするんですけどね。客層は、カップルだけでなく、ゲーム好きであるとおもわれる人も多数。外国人もいることから考えるとゲームの波及している層は幅広そうです。
ゲームをやったことがない人に受けるのかなという視点で見てみました。かくいう自分もゲームはやったことがないので内容そのものも全く知りません。売れていることさえ知りませんでしたから。
ゲームっぽい展開はいくつかあるものの、シナリオとしては途中からよーわからなくなりますね。 原作がゲームなんだから細かい部分でつじつまが合わないのは仕方がないと思うのですが、結局現代に戻れてないし、映画単体としてみると中途半端な終わり方のように思います。
映画を作る側も原作がゲームなんだからという部分が少なからずあったんじゃないのかな。口の中にヒントがあったり、強い敵がでてきたり、にげまどったり、虫がでてきたりと、ゲームならやっつけたり、逃げたり、ヒントを見つけたりするんでしょうけど、それに頼りすぎじゃないかなという感が否めません。
ゲームのテイストはテイストとして残しつつ独自の道を歩んでもよかったような。面白みにかける映画でした。ぐろいシーンと、不安を掻き立てるつくりはよいのかもしれないですけど、それだけを表現したかった映画だとすれば駄作です。
今日実に来ていた人の数もかなり多くほぼ満席であったことを考えるとこの映画に何か期待してきている人がほとんどだと思うのですが、その期待にはこたえ切れなかったんじゃないかなと思うわけです。
★☆☆☆☆ 星1つです。
あらすじ:夢遊病のように歩り、“サイレントヒル”とつぶやきながらうなされる少女シャロン。ローズとクリストファーの夫婦は、赤ん坊の頃に養女として引き取った愛娘の言動に心を痛めていた。サイレントヒルという街が実在することを突き止めたローズは、車でシャロンと街へ向かう。そこは30年前の大火災が発生後、閉鎖された街だった。山道で事故を起こしたローズが意識を取り戻すと、娘がいない。彼女は娘の姿を求めて、灰の霧に覆われた街へと足を踏み入れた。
監督 : クリストフ・ガンズ
出演 : ラダ・ミッチェル 、 ショーン・ビーン 、 ローリー・ホールデン 、 デボラ・カーラ・アンガー 、 ジョデル・フェルランド
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