シルク [┣映画(邦画)]
製作年 : 2007年 カナダ=イタリア=日本
配給 : アスミック・エース エンタテインメント
公開日: 2008/1/19
19世紀、フランスと日本を結んで紡がれた、秘められた恋
今年6本目。予告編と原作者、シルクドゥソレイユの鬼才も出るし、俳優陣も渋めでよさそうな感じ。
そんな期待をして見に行ってみたものの、前半で内容がわかってしまいました。特に起承転結があり、クライマックスがというものがある映画ではありませんでした。
蚕の卵をとりに行く先の日本で知り合った神秘的な女性に引かれていくというものだった。映像美としてはいいのだろうけれども、内容としてはうーんいまいちといったところだろうか。純愛ものはえてしてこんな感じになるのかもしれないけど。
海の上のピアニストの作家だったので期待していたのだが、ちょっと残念だな。原作はベストセラーになっていたようだが欧米から見た日本のオリエンタルでかつ神秘的な感じが受けてるんだろうと考察。日本人がみる日本の姿は真新しさもなく、時代劇を見ているようにしか見えないしね。このあたりはわれわれが期待しているものとは違っていたのでした。
というわけで、
★★☆☆☆ 星2つです。
あらすじ:19世紀フランス。戦地から故郷に戻った青年、エルヴェは、製糸業を営むヴァルダヴューから、蚕卵を入手するためアフリカ行きを依頼される。危険な旅を経て、蚕卵を持ち帰ると、それで得た富で美しい女性、エレーヌと結婚。自らも製糸工場を経営し、結婚生活は順風万帆であった。しかし、アフリカの蚕が病気にやられ、新婚のエルヴェに再び買い付けの依頼が。しかも、行く先はアフリカより遥かに遠い日本だった…。
監督・脚本 : フランソワ・ジラール
音楽 : 坂本龍一
出演 : マイケル・ピット 、 キーラ・ナイトレイ 、 役所広司 、 アルフレッド・モリーナ 、 中谷美紀 、 國村隼 、 芦名星 、 本郷奏多
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