敬愛なるベートーヴェン [┣映画(ミニシアター)]
製作年 : 2006年 イギリス=ハンガリー
配給 : 東北新社
公開日: 2006年12月9日
ベートーヴェンの傑作“第九”が生まれる陰には、一人の女性の貢献があった。晩年のベートーヴェンをエド・ハリスが演じる
難聴のベートーベンが第九を作るまでのところにはコピストの手助けがあったという物語。136本目。
映画を見るまでは本当にあったんだ~と思っていたのですがフィクションでした。本当にあったらすごいのになぁ。芸術に対する考え方はやはりアーティスティックではあるが、アンナとのやり取りや、作曲していくところについては傲慢な性格というよりもどこか子供っぽい純粋さがあるように見える。
この映画の見所としてはやはり第九だろう。第九は何度も聞いたことがあるが、初めて聞いた人の立場になって聞いてみるとぞくぞくする。もしその場にいられたとしたら驚きもあっただろうが、感動もあったのだろうなぁ。
人間ベートヴェンについてはあまり理解されていないところではあるがこんな感じの人間であってもよいのかなと思った。
★★★☆☆ 星3つです。
あらすじ:“第九”の初演を4日後に控えた1824年のウィーン。楽譜が完成しない中、ベートーヴェンのもとに写譜師としてアンナが派遣されてくる。ベートーヴェンはアンナを冷たくあしらうが、彼女の才能を知り、仕事を任せることに。尊大で傲慢なベートーヴェンだが、ただ一人の肉親である甥のカールだけは溺愛していた。しかしカールがその一方的な愛を疎ましく感じていることに気づかない。やがて初演の日がきた。難聴から指揮を怖れるベートーヴェンを助けたのはアンナだった。
監督 : アニエスカ・ホランド
出演 : エド・ハリス 、 ダイアン・クルーガー 、 マシュー・グード 、 ラルフ・ライアック 、 ジョー・アンダーソン 、 ビル・スチュワート
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