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武士の一分 [┣映画(邦画)]

武士の一分 豪華版 (S)

武士の一分 豪華版 (S)

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: DVD

製作年 : 2006年 日本
配給 : 松竹
公開日: 2006年12月1日
武士の一分として、斬らねばならない男がいる。山田洋次時代劇三部作、ここに完結。


 仕事関係でチケットをいただいたので見てきました。今年135本目。

藤沢周平の隠し剣シリーズで山田洋次時代劇三部作の最後の作品。前2作品とも見ていません。ちなみに前2作品とはたそがれ清兵衛、隠し剣鬼の爪です。小説も読んだことがないですし、映画も見たことがない。果たして内容は理解できるのか、面白いのかが不安なところ。

時代劇系ってあんまり見ないんですよね。まだまだ興味がないというかぴんとこない。

映画館にいってみると外に劇場の人がでて呼び込みをするほどの大盛況ぶり。新聞では公開初日の12月1日には20万人を動員したとか。何人気なんでしょうか。木村拓哉人気?前二作品がここまでの盛況ぶりではなかったことを考えるとやっぱりキムタク人気なのでしょう。今日も立ち見とまでは行きませんでしたが、90%ぐらい埋まっている。

内容のほうは、時代劇でありながら現代にもありそうな内容。貞淑な妻を演じる檀れいはきれい。この映画で一番すごいなぁと思ったのはキムタクでした。2046とか見ていてもさほど演技がうまいとも下手ともいえないあまり印象がないイメージでしたが、この映画の新之丞はとてもよい。しかも見えなくなってからの演技は光っていました。時代劇を見ていて思うのはちょっと濃すぎる演技が多いのであまり好きではありませんでしたが、この映画は濃すぎることなく、すーっと心の中に入ってきます。周りを固める役者のうまさもありますが、映像もきれいだし、音楽も富田勲で結構好きな音楽だというのもあるかもしれません。

笹野高史がよかったなぁ。坂東三津五郎のいかにも腹黒そうな演技もよかった。

評判が高いというのもわかる映画でした。

★★★★☆ 星4つです。


あらすじ:三村新之丞は、近習組に勤める下級武士。毒見役という役目に嫌気がさしながらも、美しい妻・加世と中間の徳平と平和な毎日を送っていた。ある日、毒見の後、新之丞は激しい腹痛に襲われる。あやうく一命はとりとめたが、高熱にうなされ、意識を取り戻した時は、視力を失っていた。人の世話なしで生きられなくなった自分を恥じ、一度は命を絶とうとしたが、加世と徳平のために思い留まった。ある日、加世が外で男と密会しているという噂を聞く。新之丞は徳平に尾行をさせ、加世が番頭・島田と密会していることを知る……。

監督 : 山田洋次
原作 : 藤沢周平
出演 : 木村拓哉 、 檀れい 、 笹野高史 、 桃井かおり 、 坂東三津五郎 、 緒形拳 、 小林稔侍



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