初売りからの考察 [日々の出来事]
毎年新宿の初売りに行っているのだが、今年のタカシマヤのリニューアルには賛同できないな。
初売りを前にリニューアルしたわけではないが、探しずらいし、歩きずらい。新宿三丁目駅の地下鉄十三号線開通に伴い、伊勢丹との顧客獲得争いなのだろうが、あの作りでは負けることは必至だろう。
ポイントは3つある。
・伊勢丹とフロアの作りや、イメージが同じような雰囲気であり、あえて行こうと思わない。
(高級でセンスがよさそうなものを求めようと思えば伊勢丹に行くだろうし、乗り換える要因がない。)
・フロアーが階層別になったため、バーゲンなど集中的に回るときにまわりずらい。
(たぶん、階層別のファミリーをターゲットにし、階を動かなくてよいような導線を考えているのだろうが逆効果かと。同じフロアーに持ってきたブランドが夫婦、カップルで同じだとは言い切れないし、アンバランスな印象を受ける。)
・食料品街を見ていて思うのは、意外と高級志向な人が多いわけではなく、庶民が多い。
(ユニクロの袋を持っていたりする人が多く、明らかに買えないような商品群は顧客のニーズに合っていないのではないだろうか。)
とは言いつつも、高島屋のフラグシップであり、ブランディング上必要なのだろうが、明らかに一人当たりのアープは上げないと収益上昇は望めないような。少なくとも自分の周辺の人たち複数人は、初売りなどでタカシマヤにはいかないなと言っていた。(ターゲットではない顧客かもしれないが。)
日々足が向かなければ、購入するという機会はない。ただでさえ、服のブランドのチョイスはデパートごとの違いはあまり見られないように思う。ま、じゃんじゃんお金を落としてくれる人が一人囲い込めれば、複数人の消費をまかなえるんだから高級路線でもいいのかもしれないけれど。。。。
あくまでも個人的な思いであり、地下鉄開通後の状況でどこの戦略が正しかったかわかるだろう。渡井の分析についても感覚でしかないからなぁ~。
ま、ここ数年必ずと言っていいほど訪れていた初売りのコースからは外れること間違いなしですな。
コメント 0