傷だらけの男たち [┣映画(ミニシアター)]
製作年 : 2006年 香港
配給 : エイベックス・エンタテインメント
公開日: 2007/7/7
心に痛みを抱えた男たちの物語
近年観た映画の中では一番良かったシリーズであるインファナルアフェアのアンドリューラウ、アランマックコンビの新作です。期待できそう。60本目。
出演もトニーレオンと金城武。いやがおうにも期待は高まります。
描き方はインファナルアフェアに似ています。ポイントポイントでのキーとなるシーン。だが、主役たちには何か裏がある。その裏は最後まで行かないとわからない。そこまでのつくりはよかった。ただ、今回はちと納得がいかないところが多かったように思う。今回の悪人は明らかにトニーレオンなのはわかるが、なぜ義理の父親を殺さなければならなかったかや、娘に近づいた理由の作りこみが弱い気がした。
確かに恨みもあっただろうし、題材の通り傷を負った男たちというのもわからんではないが、愛についてもう少し深く描かれている方が傷とのギャップが出たような気がするんだが・・・・。
ちなみにディパーティッドに続き、またもディカプリオがリメイクするそうです。このレベルにはならんだろうな。ディカプリオには期待してないし・・・。
★★★☆☆ 星3つです。
あらすじ:かつては上司と部下の関係だったベテラン刑事のヘイとポン。だが、ある事件をきっかけにポンの恋人が自殺、その時からポンの生活は一変、警察を辞職し私立探偵になり、酒びたりで自堕落な日々を送っていた。一方のヘイは億万長者チャウの娘スクツァンと結婚し、キャリアもプライベートも順風満帆だった。そんなある日、チャウが自宅で惨殺される事件が起きる。父の死に不審を抱いたスクツァンは、ポンに捜査を依頼するのだが…。
監督 : アンドリュー・ラウ
監督・脚本 : アラン・マック
出演 : トニー・レオン 、 金城武 、 シュー・ジンレイ 、 チャップマン・トー
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