歌田明弘 ネットはテレビをどう呑みこむのか? [┣本(新書)]
ネットとテレビはどうなるのかという問題については、過去から言われ続けていますがこの本の中ではその方向性は示されるのでしょうか?
YouTubeをはじめとするWeb2.0を代表するあたらしいサービスの動向や、IT業界による放送業界への支配(株)や、総務省での竹中懇親会、その他審議会の行方をきれいにまとめているので動向を知らない人にとっては1時間程度で理解できる良い本。
ただ、今後どうなるんだということに対しては、明確な方向性についてはあまり記述されていないような気がします。新書ですからそこまで期待してはいけないとはいうものの、やっぱり題名が題名だけにどうなるのかは気になります。
放送が、通信が という主語ではなく、放送と通信が という解になるのでしょうけど、どんな組み方をするのかによって今後の方向性は変わってくるのかなと思ったりします。と言いつつも2010年から2011年には何らかの方向性は示されているわけですからここ一年何かが変わると思っています。
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