あるスキャンダルの覚え書き [┣映画(ミニシアター)]
製作年 : 2006年 イギリス
配給 : 20世紀フォックス映画
公開日: 2007/6/2
救済か?告発か?その答えは“覚え書き”の中にある。
ようやく、53本目。 今年のペースはいまいち悪い。興味のある映画が少ないのと、あまりおもしろそうではない映画は見なくなったのがその原因ではあるが。この映画はちょっと興味があったので見てきました。
欧米でベストセラーになった本の映画化。女優陣は文句なしのジュディデンチに、ケイトブランシェット。演技が下手であるということはないので安心して見ることができます。79回アカデミー賞では二人ともノミネートされてますしね。
内容のほうは予想通り暗いものでした。スリルから教え子と関係をもってしまうシーバ。そのシーバに友情よりも一方的な恋愛感情を抱くバーバラ。人間の醜いところを描いていたといえば確かにそうなのだが、いまいちどちらの女性のことも理解できず。小説で十分だとあとになって思う次第。
心理描写が大事になる内容だと思うので映画よりもやはり、原作だろうな。
★★★☆☆ 星3つです。
あらすじ:15歳の教え子と不適切な関係を結び、その関係が世間に露呈してしまった美しい美術教師シーバ。教師の起こしたスキャンダルに、世間や周囲からの批判がシーバに集中する。そんな中、同僚でシーバの友人でもあるベテラン教師バーバラだけが彼女をかばう。だが一方でバーバラは、スキャンダルの全容やシーバの身に起きたことをすべてを日記に綴っていた…。
監督 : リチャード・エアー
出演 : ジュディ・デンチ 、 ケイト・ブランシェット 、 ビル・ナイ
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