オール・ザ・キングスメン [┣映画(ミニシアター)]
製作年 : 2006年 アメリカ
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開日: 2007/4/7
豪華キャストによる重厚な人間ドラマ
出ている出演者がまたビッグネームばかりなのにあまり注目されていない作品。かつてアカデミー賞も受賞した作品のリメイクなんですけどね。35本目。
作品の内容が重たいためか、見に来ている観客は年配の夫婦が多い。男女比はちょっと女性率がちょっと高いような感じもします。ジュードロウだからかかな。
アカデミー賞を受賞したこともある作品なので期待していたのですが、いまいちでした。政治をめぐる悪事というものに見慣れてしまったためなのか、1920年代の話でいまいちピンと来ないのかわかりませんが見ていてボーっとしてしまいます。
ショーンペン濃いな。こゆい。前作とかはよかったのに、今回はくどい。ストーリーが面白ければ、くどさも気にならないんだろうが、このくどさが気になる。それに比べるとアンソニーホプキンスの存在感はあんまりなかったな。あくの強い役や、心の機微を描いている作品ではないからかもしれないが、あっさり死んでしまったように思う。ジュードロウも良さが出てないというか。
最後のシーンもちょっと臭い。1949年当時はよかったのだろうけど、現代なりにアレンジがあっても良かったな。期待していたよりは良くない。
★★☆☆☆ 星2つです。
あらすじ:1949年、ルイジアナ州。新聞記者ジャックがウィリーと出会ったのは、役人であるウィリーが郡の汚職を非難していた頃だった。やがて職を辞したウィリーに、州知事選立候補の転機が訪れる。当初は対立候補の当て馬だったウィリーだが、形勢が逆転、遂に州知事になる。その頃ジャックは記者を辞め、ウィリーの参謀になっていた。時が経ち、ウィリーの権力は絶大になり、いつしか彼自身が嫌っていた汚職やスキャンダルにまみれ…。
監督・脚色 : スティーヴン・ゼイリアン
原作 : ロバート・ベン・ウォーレン
出演 : ショーン・ペン 、 ジュード・ロウ 、 ケイト・ウィンスレット 、 アンソニー・ホプキンス
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