記憶の棘 [┣映画(ミニシアター)]
旅行中に公開(9月23日)がなされたものですね。今年102本目。
予告編をみて、どんな結末になるんだろうかというのが大変気になっていた作品です。死んでしまった夫となのる子供と未亡人(二コールキッドマン)との関係は?はたして。
途中までは予告編のあらすじをなぞる形なのであんまりどきどきはらはらもありませんが、ほぼ最後の20分ぐらいから怒涛の謎解き。謎解きまでは行かないかな。新たな事実がわかるものの、「で?」「どうなるの?」というところがいまいちわからない。
最後の締めもいまいちな感じ。
子供が何で夫だと語ったのか、夫の真実と子供の行動は違っていたのはなぜかというところは解決することはできず。
なんだか消化不良。もっと違った落とし方はあったような気がするのだが。
テーマはよかっただけに残念。
★★☆☆☆ 星2つです。
あらすじ:ニューヨークで家族と暮らすアナは、30代の未亡人。10年前に夫のショーンを心臓発作で亡くして以来、悲しみにくれていたが、最近になりようやく新しい恋人、ジョゼフのプロポーズを受ける決意がついた。ところが2人の婚約パーティーの夜、ひとりの少年がアナのもとを訪ねてくる。少年は「僕はショーン、君の夫だ」とアナに告げる。最初は信じていなかったアナだが、死んだ夫と自分しか知らない出来事を、ショーン少年が話し出すうち、疑いが生じ出す。「彼は本当に生まれかわりかもしれない」と。
監督 : ジョナサン・グレイザー
出演 : ニコール・キッドマン 、 キャメロン・ブライト 、 ダニー・ヒューストン 、 ローレン・バコール
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