春が来れば [┣映画(韓国映画)]
製作年 : 2004年 韓国
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開日: 2006年3月25日
韓国の名優、チェ・ミンシクの名演技が観る者の胸を打つ感動作
オールドボーイで強烈な印象を与えたチェ・ミンシクの違った一面を見ることができる映画を見てきました。今年41本目。
今年41本目。実に渋い。疲れた役。疲れているんだが子供たちからも愛され、分かれた彼女からも愛されているうらやましい役どころ。日本語字幕だけ見ているとそんなに味のある性格には見えないのだが、演技でカバーしているのだと思われます。(言い回しとか、演技がうまいのだろう。)
内容は炭鉱の町の中学校の吹奏楽部の生徒たちにやる気を持たせるといったよくありがちな内容でした。内容がありがちであるため、まったりした流れです。喜怒哀楽恨で表現される韓国ドラマ・映画にはないほのぼのとするものでした。
泣ける!というキャッチコピーは行き過ぎだろという感じはしますけど、心温まる映画かな。韓国の親子像がいくつか出てきますが、昔の日本なのかな?と思う部分もありました。今の日本ではないような関係であることはたしかです。チョンガーの生活は日本も韓国も同じですね。なべで作ったラーメンだけをすするわびしさはまったく変わりませんでした。
たまにはこんな映画もよいのでは?
★★★☆☆ 星3つです。
あらすじ:ヒョヌは仕事と恋愛に悩むトランペッター。オーケストラに入団できず、恋人ヨニとも破局、挫折感を味わい心が荒んだ彼は、江原道の小さな炭鉱町にある中学校の臨時教員として赴任、ブラスバンドを指導することになる。しかし運営の資金繰りは厳しく、きたる音楽コンクールで優勝しなければブラスバンドは強制的に解散させられてしまう。生徒たちの音楽への情熱を感じ取ったヒョヌは、町の薬剤師スヨンの励ましもあって、全員で不可能とも思える夢に挑戦することを決心する。
監督:リュ・ジャンハ
出演:チェ・ミンシク
キム・ホジョン
チャン・シニョン
ユン・ヨジョン
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