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力道山 [┣映画(韓国映画)]

力道山 デラックス・コレクターズ・エディション

力道山 デラックス・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/04
  • メディア: DVD

製作年 : 2005年 韓国=日本
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開日: 2006年3月4日
日本人がいちばん、力道山を知らない。

見てきました 力道山。日本人ならやっぱりみておかないといけないですね。今年34本目。

 この映画では、力道山が角界から転じてなくなるまでを描いた映画です。プロレスでの活躍というよりは、人間力道山を描いたもの。先日読んだフリーメーソンの本にも力道山がプロレス界に現れた件はでてきますが、この映画はその辺については触れられてはいません。

リアルタイムで見ている世代ではないのでプロレスで有名な力道山は昔力士だったという情報ぐらいしか持っていません。何故角界からプロレス界に転じたのかというところは実は知りませんでした。角界という特殊な世界でやはり、外国人は力があっても出世できない不遇な時期があり、人種差別などがない世界(プロレス界)へ飛び込む。飛び込んだときの意気込みはよかったが、途中で中心が自分であると勘違いしてしまうところは人間力道山が度言う人間だったかを表すエピソードの一つかもしれない。

どんな人間になろうともずっと支え続け、信じ続けてきた妻のけなげさが際立っているように思う。

残念なところといえば、子供がまったく描かれていなかったことだろうか。子供は2人いたはずだし、子供とのエピソードは描かれてもよかったように思う。子供の前では優しい父であり、強い父であったと思うし、子供に対するエピソードと赤十字への寄付の話がリンクすると日本のプロレス=力道山という考えは決して自己中心的でなかったと思うのだが。プロとして子供たちに夢を与えるべく活躍するのが自分自身だということならなんとなく理解できるのだが・・・

出演者としては、シルミドにでていたソル・ギョングが30kgも太って出てきたのには敬服します。ロバートデニーロも体重を変動させたりしますが、+30kgってすごい。クリスチャンベールのマシニストでのがりがりも驚いたけど・・・・

あとは、今はなき橋本真也がでていたことだろうか。在りし日の橋本が思い出される。

★★★☆☆ 星3つです。


あらすじ:1945年。貧困の祖国を離れ、いい暮らしを夢見て相撲取りになるため、単身日本に渡ってきたシルラク。だがそこは先輩力士からの厳しい指導を耐え忍ぶ辛い日々が待っていた。そんなある日、力士のタニマチ菅野の世話で座敷に上がる芸者の綾と出会う。身寄りのないもの同士深い愛情で結ばれていく二人。心の支えを得たシルラクは、力士“力道山”となり関脇にまで登り詰める。順調に綱取りを目指す力道山であったが、そこには目に見えない民族の「壁」が存在していた…。

監督:ソン・ヘソン

出演:ソル・ギョング
    中谷美紀
    藤竜也



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