ダニエル・ウォーレス, ケヴィン・J. アンダースン スター・ウォーズ全史〈上〉・〈下〉 [┣本(映画原作・ノベライズ・映画関連)]
とうとうスターウォーズ全史をサラッとではありますが知る機会に恵まれました。
ソニーマガジンズからたくさんの文庫が出ているのは知っていたのですが、一冊手にとって読んでしまうと全部読まないといけないような気がするし、さらっとあらすじだけって無いかなぁとおもっていたところにいい本があるものです。
もともと原作は、エピソードIIIの前に書かれていたものをエピソードIII公開後に追加編集したものです。ということは、エピソードIより前から、IからIII、IVからVI、それ以降と全体を通しての古代共和国から、銀河帝国、ニュージェダイオーダーと3万年分をなんと2冊で読めてしまうという代物です。
ただし、一冊が980円とお高いのが難点です。高い理由は小説が高いのではなく、巻頭カラーがおおいことですね。フルカラーでドゥークーとか、チューバッカとか、シスとか、その他キャラクターの挿絵が20ページもあることにより値段が高くなってしまったようです。これがあるおかげでキャラクターのイメージがつかめます。映画に出てくるキャラクターはそのキャラクターのままの挿絵ですし、出てこないキャラクターも実感がわくような設定になっています。
ルークの子供や、ハンソロとレイアの子供たちなども出てくるのでスターウォーズ好きにはたまりませんね。子供がアナキンソロというのかぁ。とか、やはりフォースが強いらしいとか、興味深い設定になっています。やはりといえばやはりですが、これだけキャラクターが出てくると死んでいく人もいるんですね。残念ですが、チューバッカは死んでしまうし、アナキンもだそうです。うーん。しかたないけどせつないですな。小説と映画ではカバーされている範囲が大きく異なるのでGeorgeルーカスのやる気がまだまだあるのであればたくさん製作していってもらいたいと思いますね。
3万年のうちほんの50年ぐらいのできごとなんですから。。。。
まとめて内容を知るにはいい本です。
★★★★☆ 星4つです。
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